2020ドゥマゲテの現地校【 サウスデール 】の1年間の学費と学校生活

ドゥマゲテの現地校 サウスデールの学費・学校生活まとめ

こんにちは、かかとです。

今日は息子が1年通ったドゥマゲテの現地インターナショナルスクール、サウスデール・インターグレイテッド・スクール(Southdale Integrated School)について紹介します。

サウスデールの場所と学校情報

ダロのウォーターディストリクトの斜め向かいにあります。

住所ClaytownDaro, Dumaguete City, Negros Oriental
電話番号(035) 522 3511
入学時期いつでも
始業時期7月
終業時期4月

サウスデールの年間学費は約13万円

授業料・制服代・SSP

■ジュニアクラス(3~4歳児)の場合

項目金額(ペソ)
授業料48195
School supplies1200
教科書代3500
保険240
送迎用ID70
面接費500
制服1750
SSP(年1更新)5240
合計60695

1ペソ2.1円で日本円に換算すると年間127,460円。

諸経費

さらにイベントごとに諸経費がかかります。

項目金額(ペソ)
いじめ撲滅月間Tシャツ200
Buwan ng Wika(フィリピンの行事)85
国連の日イベント費用100
Outreach program fee400
創立記念イベント費用1000
創立記念Tシャツ代250
創立記念ランチ・チームタンクトップ2人分600
合計2635

1ペソ2.1円で日本円に換算すると年間5,534円。

これはその都度請求されます。

その他の雑費

入学準備

2000ペソもあれば揃えられます。

こちらが園から渡された入学準備物リスト。(クリックで拡大できます)

フィリピン 幼稚園 入学準備

毎月のイベント準備費用

ほぼ毎月パジャマデー、スポーツデー、デニムデー、ハロウィンなどクラス内や学校内で小規模のイベントが行われ、その度に指定された服や小物を持って行く必要があります。

気合いの入れ方やに個人差はあるのですが、幼稚園や低学年ほど親の気合がすごい傾向にあります。

フィリピン幼稚園 クリスマスパーティー
クリスマスパーティーには赤か緑のシャツ指定と、プレゼント交換用のおもちゃを用意。(349ペソ)

フィリピン幼稚園 バレンタイン
バレンタインデーには赤いシャツ指定で、それプラス先生とクラスメイトにチョコを用意していきました。

紋付き袴 子供 

ハロウィンパーティーに着せた紋付き袴は2980円(一時帰国時に買いました)

和装は1着あるとイベントで役立つので買って正解でした。

こんな感じで毎月なんやかんや1000~3000円ほどの出費がかかります。

大きなイベント時のポットラック代

ポットラック(POTLUCK)とはパーティなどに各自料理を持ち寄ること。

大きなイベントのあとには大抵ランチタイムがあり、保護者が指定された料理を持ち寄ります。

指定されるものによりますが、毎回1000ペソ程かかります。

ちなみに今までに指定されたのは20人分の鶏の丸焼きが2回と、20人分のピザ1回。

母1人子1人、そして外国人の私を気遣ってか、わりと手に入れやすいものを指定してくれます。

他の家庭には家庭料理や大量の白ご飯、大量のジュースなど家庭で準備したり運ぶのが大変なものが割り当てられているようです。

入学までの流れ

  1. 【6月上旬】学校に直接行き、入学希望の旨を伝える。(飛び込みでOK)
  2. 子供の情報と電話番号を聞かれるので、伝える。
  3. 後日面接日時の連絡がテキストで来る。
  4. 【6月下旬】面接は子供と先生のマンツーマン。
  5. 面接後に保護者も呼ばれて入学に関する説明を受ける。
  6. 記入用紙と準備物リストをもらえるので、始業日までに準備する。
  7. 【7月8日】クラススタート(とくに始業式などはなし。)

こんな感じの流れです。日付は2019年の場合なので参考までに。

入学に必要な書類

  1. 学校から渡される書類
  2. 2×2の顔写真4枚
  3. 出生証明書のコピー(戸籍謄本でOK)
  4. パスポートのコピー
  5. ACR-Iカード
  6. Long brown envelope with cover

1の書類は面接の時に学校からもらえるので記入してクラススタートの日に提出します。

2の写真はダウンタウンにある写真屋さんで「2×2(トゥーバイトゥー)」といえばどこでも撮ってもらえます。(安さを求めるならAldea Photo copy、質を求めるならFuji Filmがおすすめ)

3の出生証明書のコピーは、戸籍謄本でも大丈夫です。

英訳が必要ですが、自分でしたものでOKです。私は書類の上から空いてるところにボールペンで適当に書きました。(参考URL:大野城市戸籍英語訳例集)

6は透明のビニールの書類入れに入った茶封筒、Googleで画像検索したら最初に出てくるのがそれです。

リープラザやカングスでLong brown envelope with coverはどこですか?と聞けば一発で案内してもらえます。

サウスデールの授業内容(幼稚園)

フィリピンの学校に入って驚いたのが、幼稚園でもちゃんと教科書があること。

サイエンス、算数、ライティング、リーディングの授業があります。

科目だけ聞くと難しそうですが、

  • サイエンス…体の部位の名前、動物の名前など
  • 算数…数の読み方、図形の名前
  • ライティング…運筆の練習、アルファベットの書き方、自分の名前
  • リーディング…アルファベットの読み方、フォニックス

とった感じで、年齢に合った内容です。

▼ジュニアクラスの教科書です。

フィリピン幼稚園 教科書 フィリピン幼稚園 教科書

サウスデールの学校生活

サウスデールのスケジュール(幼稚園)

Junior class(満4歳)1:30-3:45pm
Senior class(満5歳)9:00-12:00nn / 2:00-5:00pm
Transition class(満6歳)調査中

希望すれば放課後に外国人向けの英語の補習クラスがあります。
マンツーマンで1時間200ペソ。うちの子の場合、時間が中途半端だったのでやめました。

先生とのやりとり

フィリピン幼稚園 教材 フィリピン幼稚園 連絡帳

こちらは学校で使うノートと連絡帳です。先生がプリントを貼り付けてくれて、保護者は見た後にサインするだけで良いので楽です。

前日に「明日植木鉢となんでもいいので早く育つ植物の種を持って来てください」とか言ってくるのは本当にやめてほしい。

テキスト(SMS)で連絡が回ってくることも多いです。

学校全体のお知らせやイベントの写真などはFacebookの保護者グループ(承認制)でシェアされます。

サウスデールの制服

3タイプあり、曜日ごとに着ていく服が違います。

サウスデール 制服

  • タイプA…青のポロシャツとスラックス
  • タイプB…白のポロシャツとジョギングパンツ
  • タイプC…緑のP.E.用Tシャツとジョギングパンツ(P.E.は体育のこと)

7月に新学期が始まり制服が届いたのは8月中旬。

幼稚園側の都合でタイプAの制服が最後まで無いままでした。

ここまで読んでみなさんお察しの通り、とにかくめちゃくちゃ適当です。

私服で行かせても特に何も言われないし、「今日はいじめ撲滅月間Tシャツ着せてきてください!」と言われた日に忘れて行ってもIt’s OK!で終わります。

しかも絶対に忘れてる人が他にも何人かいます。

サウスデールの教室

幼稚園クラスの教室はこんな感じです。

壁に色の名前や曜日の名前、図形の名前、子供の作品などが貼ってあります。

ブロックやおままごとのおもちゃもたくさんあり、ジュニアクラスの場合は登園したらまずおもちゃで自由に遊んでいます。

ドゥマゲテ サウスデール 教室

子供を1年間通わせてみた感想

この学校は7月から新学期がスタートするので、6月生まれのうちの子はここでは超早生まれでした。

はじめは年齢通りのシニアクラス(満5歳児)に2日間通ったのですが、英語がわからないのもありついていけず、1つ下のジュニアクラスから通うことになりました。

ジュニアクラスは遊びが中心で、みんなまだまだ好き放題の時期なので、楽しく通うことができました。

また、家から近いというだけで選んだのですが、サウスデールはおそらくドゥマゲテで1番学費が高い学校です。(とは言え数万円の差です。)

公立の学校であれば授業料が無料のフィリピンで、ここに子供を通わせている家庭はかなり裕福層。

クラスメイトの半数以上が毎日ヤヤ(子守)による送迎でした。なので、今までにできたママ友は1人だけ…。笑

悪いところは敷地が小さく運動場がないことと、ゲート付近にハエが多いこと。

良いところはクラス8人と少人数制にも関わらず先生が2人いて、いつも子供を気にかけていてくれるところ。

入園当初英語が全くわからない息子とコミュニケーションをとるために、日本語を勉強してくれた良い先生たちです。

フィリピンの裕福層は家でも英語を使うらしく、クラスメイトはみんな英語で会話します。

ジュニアクラスの子供たちももちろんみんな英語がペラペラです。

1年通ってもまだまだ現地の子の英語力には及びませんが、今ではなんとなく意思疎通しながら遊べているようです。

フレンドリーな子が多く、入園して日が浅いうちからみんな「アサオー!アサオー!」と仲良くしてくれました。

言葉や国籍の壁も気にしないのでスッっと溶け込めちゃうところが低年齢での留学の良いところでもありますね。

イベントもたくさんあり、親としては大変ですが、フィリピン文化を知るきっかけにもなりとても良い経験ができました。

夏休みには何組か日本人親子がビジターで通われていましたが、レギュラーで通っている日本人は昨年度はうちの子だけ。

英語環境にどっぷり漬かりたい短期留学の方にもおすすめの学校です。

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