こんにちは、かかとです。
現在4歳10ヶ月の息子とフィリピンのドゥマゲテで親子留学をしています。
実は子供の英語教育は赤ちゃん期から考えていたわけでなく、英語に触れさせ始めたのは3歳になりたてくらいのころでした。
もちろん遅いなんてことは全くないのですが、赤ちゃん期からおうち英語をやっておけばよかったなぁと後悔したこともあります。
今回は私が後悔したことと、興味を持たせるのに成功した方法、絶対やってはいけないことを紹介したいと思います。
3歳からのおうち英語で後悔したこと
それは、3歳になってからのおうち英語は英語に興味を持たせにくいということ。
もちろん初めから興味を持ってくれる子もいるのですが、日本語がわかる年齢なので、英語の動画を見せたり絵本の読み聞かせをしても「わからないから面白くない!」となってしまうのです。
大人の英語勉強もそうですが、わからない言語を聞き続けることって結構苦痛なんですよね。
英語のシャワーを浴びせましょう!と親がいきなり「Let’s play!」などと言っても結構な確率で嫌がられます。
何のために英語を教えられているのかもわからないので、当たり前といえば当たり前ですよね。
英語に興味を持たせた方法
まずは簡単な単語をいくつか教える
うちの場合、まずは単語をいくつか教えてみました。
子供の好きなもの、Dog、Orange、Train、なるべくシンプルな単語。
そして覚えられたら大げさに褒めましょう。
うまくいけば、「これって英語でなんて言うの?」と子供の方から聞いてくるようになります。
英語系の知育おもちゃの手を借りる
タッチペンでタッチしたら喋ってくれるタイプのおもちゃが役立ちます。
うちは「おしゃべりいっぱい!ことばずかんSuperDX」を使っていました。
あいさつや簡単なフレーズ、身の回りの物、乗り物や動物の名前など800語以上の単語が音声付きで収録されています。
日本語モードと英語モードを切り替えられるので、英語に興味がないお子さんには普段は日本語で使わせて、親と一緒に遊ぶときだけたまに切り替える…、という感じで無理なく遊び続けることができます。
英語に興味が出てきたときに、1人で遊びながら学べるところもポイント高いです。
というのも、英語に興味が出てきたら、1~2才児の頃のように「これなーに?」地獄が再来するのです。笑
喜ばしいことだけど、ちょっと辛い。これを読んでくださっている3歳を過ぎたお子さんをお持ちの皆様ならきっとわかっていただけるはず…。
他にも同じような知育おもちゃはたくさんあるのですが、やはり天下のアンパンマンのチカラは偉大です。
キャラクター音声など豊富に収録されているので子供の食いつきがすごい…!
3歳児ならまだまだアンパンマンは大好きですよね。
タッチペンだけの購入や、修理などのアフターケアもしっかりしているのがうれしい。
キャッチーな英語の歌を覚えて替え歌を歌う
ここで役立つのがYouTube。私はDVD教材よりもYouTubeをオススメします。
なぜなら動画の下に表示される関連動画が子供に興味を持たせるのにすごく役立つのです。
その中から子供に選ばせることで、YouTube独自のアルゴリズムによりどんどん子供の興味のある動画ばかりが表示されるようになります。
子供は興味があるものなら何回でも何時間でも見ますよね。
もちろん長時間見せるのはよくありませんが、無理なく英語に触れさせるという点では非常に有効です。
親のアカウントだと親の趣味も反映されてしまうので、おうち英語専用アカウントを作るとはかどりますよ。
うちはベタですがBaby sharkにハマりました。
歌を1つ覚えるだけでMommy, Daddy, Grandma, Grandpa,Shark, Let’s go hunt, Run away, Safe at last, It’s the endという言葉やフレーズを覚えることができます。
初めは意味が分からず歌っていてもOK!
「Baby cat♪」や「●●(子供の名前) shark♪」と替え歌を歌って子供に突っ込ませたり、子供の替え歌に突っ込んだりしていると自然と言葉の定着、語彙力や応用力の伸びに繋がります。
こうしてわかる単語が少しでもできれば、子供の興味はどんどん広がっていきます。
一緒にアニメを観る
“一緒に”アニメを観ましょう。
子供だけで英語のアニメを見せても意味が分からないので集中力が続きません。
でも子供は親と一緒に何かをすることが大好きなので、親が楽しんで観ていると、1人で観させているよりも長く集中していてくれます。
ペッパピッグやおさるのジョージがおすすめ。(YouTubeで無料で観られます。)
キャラクターの動きだけで意味がわかるし、出てくる単語もやさしいです。
観て終わりではなく、簡単なフレーズや面白いフレーズは、物まねを交えたりしてアニメを観終わった後も遊びの中で繰り返します。(子供にリピートさせることは強要しない)
親が英語って楽しいよ、と伝えることが子供が英語に興味を持たせる1番の方法なんです。
絶対やってはいけないこと
座学が嫌いな子には絶対に“勉強”させてはいけません。
英語だけでなく勉強自体が嫌いになってしまう可能性も…。
ちなみにうちの子も落ち着きがなく、座学ができないタイプの子供です。
同じようにじっとできないタイプの子には、寝る前の読み聞かせや、アルファベットの勉強、オンライン英会話や、テキストでの勉強は後回しにしましょう。
お勉強だと気付かれることなく遊びの中に取り入れるのです。
座学で学ぶよりも効率が悪いように感じますが、定着した後の瞬発力や応用力はこちらの方が強いんですよ。
まとめ
3歳もすぎれば子供には自我が芽生えて、なかなか親の思い通りには動いてくれないことも増えてきますよね。
うちの子がそうだったようにまだイヤイヤ期真っ最中という子も多いでしょう。
これは0歳からおうち英語をされていても同じことですが、いかに子供に「お勉強」と気付かれないかがポイントです。
成長して座ってお勉強ができるようになっても、やはり親とのコミュニケーションの中で、遊びながら無理なく学んでいけるのがおうち英語の醍醐味じゃないかと考えます。
子供は遊ぶこと、そしてお父さんお母さんが大好きなので、普段の触れ合いに自然に英語を取り入れていけば必ず英語が好きになってくれますよ。
【全国無能主婦ランキング3年連続1位】大阪出身、フィリピンのドゥマゲテ在住。育児過激派。家事能力は最低レベル。平均的な日本人が生涯で殺すアリの数1000人分はすでに殺した、インセクトキラー。(このうち5人分は千葉に住んでいた2年間に達成)