ドゥマゲテ市内で引っ越しました【中編】フィリピンでの家選びのポイント

ドゥマゲテ内で引っ越ししました

こんにちは、かかとです。

フィリピンの物件は、日本では考えられないくらいに問題だらけ。なので、どこを妥協し、どこを妥協しないかをはじめに明確にしてから家探しをされることをおすすめします。

今回は、私が実体験から学んだ「フィリピンでの家選びのポイント」についてシェアしたいと思います。

基本のチェックポイント

コンセントの数

日本でもそうですが、コンセントは多い方が良いですよね!場所もチェックしておきましょう。

ご近所さん・周囲の治安

外国人がたくさん住んでいるアパートの方がQOL(生活の質)が比較的高く、住みやすい傾向にあります。さらに、ローカル民が密集しているようなエリアは深夜カラオケなど騒音問題が起きやすいです。お金持ちエリアは比較的静かです。

車の騒音

大きい道路沿いはうるさいです。道路から少し入ったところの建物だと比較的静かです。今の家がトラックなどがよく通る道路沿いなのですが、たまに深夜に騒音で起きてしまうことがあり、少し後悔中。

防犯・防火設備

火災報知器・消火器が付いているところ、高いゲートで囲われているところ、24時間ガードマン常駐のところ、自分がこれは外せないと思う項目は、必ずチェックしておきましょう。

ちなみにフィリピンの住宅は窓に防犯の鉄格子がはめてあることが多く、火事になったときのことを考えるとこわくて、私は鉄格子ナシの物件を選びました。(稀に内側から開けられるようになっている所もあります。)

デリバリーサービスのエリア内か

ドゥマゲテ市外だと、配達エリア外になってしまうお店も多いので、フードパンダやグラブを使いたい方は要注意。

フィリピンならではのチェックポイント

ネット環境

ドゥマゲテでは携帯の通信会社はGLOBEとSMARTが主流ですが、エリアにより各通信会社の電波の入りにかなり差があるので、必ずチェックしましょう。

また、Wi-Fiを契約する、もしくは元々契約しているものを移動したい場合は、必ずカバーエリアを確認しましょう。

私は元々Globe At Homeを契約していましたが、新居ではエリア外だったのでSKY cableに乗り換えました。

Wi-Fiが元々付いていたり、ケーブル工事済みのアパートメントもあるので要確認です。(通信会社や速度、通信費などなど)

水圧と水質、夜間断水の有無

地域によって水圧が弱かったり、水質が悪い場合があります。また、夜間断水が頻繁に行われるエリアもあるので、必ず確認しましょう。

私が以前住んでいたDaro(ダロ)エリアは水道の環境があまりよくないと言われ、実際に夜間断水が週4〜5回、水圧も弱めでした。ただ、大家さんがタンク&良い給水ポンプを設置している物件だとこの問題は解消されます。

洗濯機の設置場所

フィリピンでは洗濯機を持っている家庭はまだ少なく、設置しない前提の造りの建物も多いです。

洗濯機を持っている場合・買いたい場合は大家さんに設置できるか聞きましょう。

ジェネレーターの有無

停電の多いフィリピン。ジェネレーターがあるアパートメントでは生活の質が格段にアップすることでしょう。停電にもだんだん慣れますけどね…。笑

サリサリストア・ランドリー屋さんの場所

フィリピンのコンビニ的存在、サリサリストア!近所に商品の充実したサリサリストアがあれば何かと便利。最寄りのサリサリストアをチェックしておきましょう。

洗濯機を持っていない方はランドリーショップの場所も要チェック。あまり遠いと持っていくのがめんどくさいです。

家具付きか家具無しか(交渉次第で色々追加でつけてもらえる場合も)

フィリピンでは賃貸のタイプが大まかに3つあり、家具なし・家具付き(fully furnished)・一部家具付き(semi furnished)があります。

家具付きを希望の場合は、内見時に必要な家具が揃っているか確認しましょう。

内見時に設置されていても、入居時に一部回収されていることもあります。契約前に、どこまで含まれているのかきちんと聞いておきましょう。

たくさん物件を持っている大家さんだと、すでに設置されているもの以外に家具家電を持っていたりするので、契約をほのめかしながら「あれ付けてくれたらな…」と言えば付けてくれたりします。(もちろん壊したら弁償です)

エアコンの種類

フィリピンでは壁や窓に大穴をぶち開けて設置されている真四角の箱型タイプが主流です。

でもこのエアコン、温度調節をしてくれないし、電気代が高い!!あとめちゃくちゃうるさい!

物件によっては日本のようなエアコン(インバーター)が設置されているところもあります。

今の物件が主寝室(私の部屋)のみインバータータイプなのですが、静かだし冷えすぎないので超快適。

まれに箱型タイプで温度調節ができるものもあり、それだと比較的電気代が安いようです。(でもやっぱりめっちゃうるさい)

室内でガスを使用できるか

フィリピンでは「室内火気厳禁」の物件がたまにあります。うちのアパートも例に漏れず、室内で使うならIHコンロと言われました。

私もメイドさんもガスコンロ派なので、大家さんと相談した結果、ベランダにコンロを設置することに。

家なのに外で料理するなんて日本では考えられませんが、フィリピンではダーティーキッチンといって外にあるキッチンは普通です。

トイレットペーパーを流せるか

フィリピンはトイレットペーパーが流せない!と思われがちですが、意外と流せるアパートメントも多いです。気になる方はどっちのタイプか確認しておきましょう。

公共料金の支払い方法

水道代・電気代を自分で払いに行くところと、大家さんがまとめて払ってくれるところがあります。

公共料金の支払い自体は難しいことではないのですが、日によって長い長い行列に並ぶ羽目になるので、できたら大家さんがまとめて払ってくれるところがおすすめ。

超小規模アパートメントや一軒家は、自分で払いに行くパターンが多いようです。

家の向き、階数

常夏のフィリピン。アパートの上の階や、日光が入りやすい家はエアコンなしでは過ごせないくらいサウナ状態になります。内見はあえて1番暑い時間を狙って行ってみるのもいいかも。

トライシクルをつかまえやすいか

バイクを持っていない方はトライシクルが基本の移動手段ですよね。場所によってはトライシクルがなかなか通らないところもあります。わざわざ毎回大通りまで歩くのはめんどくさいので、確認しておきましょう。

また、あまりにも僻地だとドライバーが乗せたがらなかったり、乗車料金が上がる場合があるので要注意です。

大家さんの人柄(Facebookアカウントもチェック)

日本では賃貸物件を借りる場合、たいてい管理会社を通しますが、こちらは大家さんと直接のやりとりが基本です。

なんとなく合わないな…と思う大家さんの場合はやめておいたほうが無難でしょう。

フィリピン賃貸物件は設備トラブル不可避なので、大家さんとはなにかと連絡を取り合う機会が多いです。

私はネットストーカー気質なので、大家さんのFacebookアカウントやその家族、共通の友達など、わかるところまでチェックします。(病気)

番外編・床の色とキッチンの天板の色

これはどうでもいいと言えばどうでもいいのですが、暗い色だとアリを発見しにくいです!笑

フィリピン生活はアリと共にある…といっても過言ではありません。1匹のアリも許せない!駆逐してやる!という方は、アリを発見しやすい明るい色を選んだほうがいいです。

まとめ

これらの条件をすべて満たすパーフェクト物件を探すのは、正直かなり難しいです。笑

はじめに書いたとおり、どこを妥協できて、どこを妥協したくないか!これが重要ポイントです。

この物件はパーフェクト!と思っても、ある日突然盛大に雨漏りしたり、壁が崩れてきたり、今まで使えていたスマホの電波が一切入らなくなるのがフィリピン生活。

ある程度の諦めの心を持って、楽しく暮らしましょう!!

以上かかとによる、「フィリピンでの家選びのポイント」でした。

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