こんにちは、かかとです。
ドゥマゲテでの親子留学も1年が経ちました。
幸い今まで大きな病気をすることはありませんでしたが、それでも何度か体調を崩し、病院に行くことがありました。
今回はドゥマゲテで日本人におすすめの病院、受診方法、クレジットカード払いはできるのか?海外旅行保険は入った方がいい?など皆さんが知りたい情報をシェアしていきたいと思います。
ドゥマゲテでおすすめの病院
《おすすめ!》ACE ドゥマゲテ・ドクターズ
2017年にできた新しい総合病院です。
施設はもちろんのこと、医療機器も地元民イチオシのシリマンメディカルセンターより明らかに新しいです。
地元民に聞くとみんな口を揃えて「あそこは高い」と言うのですが、実際はシリマンメディカルセンターと変わりません。
いちど子供が休日に高熱を出してたときに、ここなら休日診療をやってると現地の人に教えてもらい駆け込んだのですが、とても丁寧に診察していただき、尿検査や血液検査などまでしてくれました。
マニラから来た優秀な先生も働いているそうです。
365日24時間空いているので、休日や夜中に体調が悪くなったときはココ!
ACE ドゥマゲテ・ドクターズの情報
ダロにあります。トライシクルには「エース」で通じます。
診療時間 | 24時間 |
休診日 | なし |
電話番号 | 035 523 5957 |
日本語対応 | 無し |
診察料 | 526ペソ(先生により変わるのか確認中…) |
支払い方法 | 現金・クレジットカード |
《地元民一押し》シリマンメディカルセンター
地元民からの信頼が厚い病院、シリマン大学の大学病院です。いつも混雑している印象。
2回行ったことがあります。「口唇ヘルペスです」と自ら申告した私もだいぶ悪いのですが、唇と顔の腫れとかゆみで口唇ヘルペスの薬を出してもらったのですが、結局マンゴーアレルギーだった…という経験があります。
1回目の薬が全く効かず、むしろ悪化して2回目行った時点で別の可能性を考えてくれてもよかったんじゃないかなぁ…と後になって思う。
でも良い病院だという人も大勢いるので、自己判断でお願いします。
シリマンメディカルセンターの情報
ダロのCangsの近くにあります。
トライシクルには「メディカ~ル」と言うと伝わります。
診療時間 | |
休診日 | 土日祝 |
電話番号 | 035 420 2000 |
日本語対応 | 無し |
診察料 | 500ペソ(先生により多少変わります) |
支払方法 | 診察料:現金払い 薬局:カード払い可 |
受診の流れ
- 予約システムはないので直接行き、ロビーの受付で症状や希望の科を伝え、担当の先生がいる部屋を教えてもらいます。
- 部屋の外や、中の椅子に座って順番を待ちます。
- 自分の番が来たら問診票を書き、診察を受けます。
- 先生が目の前で処方箋を書いてくれるので、診察料を支払い、薬局へ行って薬を購入します。
以上です。
実際にかかった医療費
1回目:口唇ヘルペス@メディカルセンター
診察料 | 500ペソ |
薬代(1週間分) | 2633ペソ |
合計 | 3133ペソ |
2回目:口唇ヘルペス@メディカルセンター
診察料 | 500ペソ |
薬代(10日分) | 3450ペソ |
合計 | 3950ペソ |
3回目:子供の高熱@ACEドクターズ
診察料 | 526ペソ |
血液検査 | 232ペソ |
尿検査 | 158.5ペソ |
薬代 | 319ペソ |
合計 | 1235.5ペソ |
海外旅行保険について
クレジットカードの海外旅行傷害保険がおすすめ
我が家は海外旅行保険に入っておらず、クレジットカードについている海外旅行傷害保険を使っています。
海外滞在3ヶ月までの保証なので、3ヶ月に1度一時帰国しなければいけないなどの制限はありますが、年会費だけで手厚い保証が受けられるので、別で入るよりとてもお得。
ちなみにカード付帯ではなく別で入るとなると、親子2人で3ヶ月なら10万円程度、1年なら50万円程度かかります。(保険内容によってこれより高い場合も)
上記の医療費を見ると、通院の場合はちょっとやそっとや10万円、ましてや50万円なんて行かないのですが、万が一大きな病気をして入院なんてことになってしまうと、病気にもよりますが1日1~3万はかかるという話なので、保険は絶対に必要だと言えます。
参考URL:海外旅行保険 | おすすめの人気海外旅行保険11社を徹底比較【i保険】
おすすめのクレジットカード
ちなみに我が家はセゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを使っています。
このカードのいいところは、家族特約に配偶者と子供も入るところ。
さらに、配偶者と子のみの旅行(留学)など、本人抜きの旅行でも保険がききます。
そして利用付帯ではなく自動付帯というのも、事前に準備することも特になく、そのまま旅立てるのがうれしいですよね!
また、家族特約でも傷害疾病治療費300万円まで、傷害死亡/後遺障害は1000万円、携行品損害が30万円と、補償もトップクラス。
👉年会費は初年度0円で、2年目以降は11,000円(税込)。
クレジットカードの年会費は無料のことも多いので、高く感じてしまうかもしれませんが上でも書いた通り、別で保険のみ入るとなると10倍以上の金額になってしまうので結果的に大幅な節約になります。
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保険金支払いの流れ
※セゾンアメックスの場合ですので、他社の場合は参考程度に…
- 病院に行く前に病院にカード会社の保険窓口に連絡し、症状や、事故の場合は経緯を話し、保険が適用されるか確認します。もし近くにキャッシュレス診療ができる病院がある場合は教えてもらいます。
- 病院に行きます。もらった診断書やレシートはすべて保存しておきましょう。交通費も領収書があれ支払い対象になりますが、トライシクルで領収書は出せないので、ここは諦めましょう。笑
- 帰国後にカード会社に連絡すると必要書類送付用の封筒と書類を送ってくれます。
- 用紙に必要事項を記入し、必要書類を同封し送付します。このとき飛行機のチケットの半券や、eチケットのコピーなど、日本入出国日がわかる書類が必要な場合があります。
- 保険会社で審査され、問題なければ保険金が支払われます。
まとめ
ドゥマゲテには、セブやマニラのように日本語対応している病院はありませんので、英語に自信がない方は、フィリピン人でも良いのでだれか付き添いの人と一緒に行かれることをおすすめします。
私の場合は語学学校のフィリピン人の先生がついてきてくれて、よくわからない部分はかみ砕いて説明してくれたので助かりました。
診察のシステムも日本とは勝手が違うので、その部分でも付き添いの人がいてくれると助かります。
私は口頭で症状を説明できる自信がなかったので、経過や症状などを紙に書いていったのですが、診察時にとてもスムーズでした。
フィリピンの病院に行ってみた感想は、意外とちゃんとしているな、です。
難病や深刻な病気の治療の場合は定かではありませんが、風邪や食中毒などのよくある病気でしたらきちんとした治療を受けられます。
また、外国の薬を飲むのに抵抗がある方もおられると思いますが、特に副作用もなく、きちんと効果もありました。病院や薬局で買われるちゃんとしたブランド薬でしたらまず問題ないでしょう。
持病がある場合はドゥマゲテの病院では手に入らない場合もあります。日本から十分な量を持ってきておきましょう。
以上、かかとによるドゥマゲテの医療事情と海外旅行保険の必要性についてでした。
ドゥマゲテに来られたばかりの人や、これから来る予定の人の参考になればうれしいです。
【全国無能主婦ランキング3年連続1位】大阪出身、フィリピンのドゥマゲテ在住。育児過激派。家事能力は最低レベル。平均的な日本人が生涯で殺すアリの数1000人分はすでに殺した、インセクトキラー。(このうち5人分は千葉に住んでいた2年間に達成)