ドゥマゲテ市内で引っ越しました【前編】賃貸物件の探し方・契約の流れ

こんにちは、かかとです。

最近ドゥマゲテ市内で引っ越しをしました。

前の家は現地のコーディネーターさんに日本にいるときに紹介してもらい、とても気に入っていたのですが、アサオの成長に伴い少し手狭に感じてきたので、もうひと部屋多い家に移ることにしました。

ドゥマゲテでの賃貸物件の探し方

ドゥマゲテにも賃貸サイトはあるのですが、メジャーなのは

  • Facebookを使う
  • 自分の足で探す
  • 知人の紹介

という方法です。

ちなみに私はFacebookのMarketplaceというサービスを使い、探しました。

Facebookでの探し方

FBのコミュニティ機能を使い、地元の賃貸情報コミュニティで探すのもいいですが、それよりもおすすめなのがMarketplaceという機能。Marketplaceは日本でいうジモティーのようなサービスで、Facebookにアカウント登録をしているひとなら誰でも使うことができます。場所や家賃で絞って検索しやすく、情報量もまとまっていて使いやすいです。

メリット

情報がまとまっている。室内の写真が見られる。連絡はFBのメッセンジャーを通すため、英語での電話が苦手でも連絡しやすい。

デメリット

新築のときの写真を載せているが、実際行ってみると思ったよりボロい…ということもたまにある。プライバシーの観点からか場所はざっくりとしか載せていない場合が多く、詳しい場所は聞かないとわからない。

自分の足での探し方

街中を歩いていると、「For Rent」と看板を出している物件をよく見かけます。

載っている電話番号へ電話をかけて自分で大家さんとやりとりをします。

メリット

ネットに載っていない隠れ物件が結構あります!

デメリット

常夏の国で歩き回るのは死ぬほど暑い。はじめに電話をしなければいけないので、英語が苦手な人にはハードルが高い。

知人の紹介

友人・知人から住んでいる(住んだことのある)物件を紹介してもらいます。

メリット

住む前に大家さんの人柄やご近所さん情報、住んでみなければわからないようなメリット・デメリットを聞ける。友人・知人が近くにいるため心強い。

デメリット

友人・知人と同じアパートに住むことになる場合、人との距離を保ちたい人は微妙かも。

契約と解約までの流れ

契約の流れ

内見をして気に入ったら、契約したい旨、引っ越したい時期を大家さんに伝えます。

その際に大家さんから物件を押さえるためのデポジットを、近日中に支払うように言われる場合が多いです。

フィリピンでは家賃1〜2ヶ月分の前払い+デポジット1〜2ヶ月分を入居前に支払うパターンが多いです。

前家賃を支払うタイミングは大家さんにより違いますが、だいたい入居日までに支払うように言われます。フィリピンの場合、こちらの都合も割と譲歩してくれるパターンが多いので、希望がある場合は伝えてみるのもいいかも。

ちなみにデポジットは退去の際に返金か、修繕費に充てられたり、最終月の家賃に充てられます。(契約時に確認しましょう)

※お金を払う前に、契約内容をよく確認しましょう。(大家さんによって、契約書は入居後に作成される場合もありますが、口頭でも確認しておきましょう。)

解約の流れ

大家さんに事前に引っ越したい旨を伝え、退去日とデポジットの返却について相談します。

退去日までに大家さんが物件をチェックし、もし修繕が必要な箇所があればデポジットから引かれる場合もあります。もしなければ返却か、最終月の家賃に充ててくれたりします。(契約によります)

不当な修繕費の請求はよくあるトラブルらしく、元々壊れていたものや経年劣化など、払う必要がないものについてはきちんと拒否しましょう。(恨まれて殺されない程度に)

退去後に来る電気代と水道代の請求は、大家さんに先にまとまったお金を渡しておき、あとからレシートとお釣りを貰いに行く場合や、自分で払いに行くように言われる場合があり、これも大家さんによります。

引っ越しの方法

友人・知人に頼む

周りで車を持っている人に、引っ越しのお手伝いを頼みます。フィリピン人に謝礼を渡して頼むなら、500ペソ〜が相場。

うちはメイドさんが車を持っているので、メイドさんの旦那さんとその親戚の男の子2人に手伝ってもらいました。(ちなみに700ペソ渡しました。)

引っ越し用のトラックを借りる(運転手付き)

ドゥマゲテにも引っ越し業者があり、Facebookで「movers(引越し業者)dumaguete」や「Truck service dumaguete」と検索すると出てきます。運転手とヘルパー付きのレンタルトラックの相場はだいたい1000〜2000ペソです。

トライシクルをスカウトする

そんなに荷物が多くなく、量的にはトライシクルでも運べそう、でも大きめの家具や家電を運ぶのを少し誰かに手伝ってもらいたいな…という場合は、家の近くでそのへんのドライバーをスカウトするのもアリ。市内の移動なら、荷物運びのお手伝い込みで200〜300ペソくらいです。(拘束時間が長くなったり、数往復しなければいけない場合は要交渉。)

まとめ

フィリピンでの引っ越しは日本と比べてとってもシンプル。大きなお金がかからないので、気軽に引っ越しができます。

その一方で契約に関する日本では考えられないトラブルも起こりがちなので、契約書はよく読んで、わからないところはすべて質問し、納得してからサインしましょう。

以上、かかとによる「賃貸物件の探し方・契約の流れ」でした。

次回、中編では「フィリピンでの家選びのポイント」についてレポしたいと思います!