フィリピン・ドゥマゲテ親子留学356-357日目の日記
2020年3月16日(月) またまたコロナ差別を受ける
今日はバイクの手続きの関係で
今の持ち主のHさんと会う約束があったので、
ちょっと早く家を出てカフェに行くことに。
シリマン大学の近くのローリンピン。
先客の女性グループのひとりと目が合ったら、
あからさまに嫌な顔をされて、そのあとは
ビサヤ語でアルコール消毒やらコロナの話。
ファッキンジャップぐらいわかるよ馬鹿野郎
私がイタリア人なら絶対そんな反応してないと思う。
私にはわかる。(誰や)
日本人でもこういう人たちいるよね。
私は今月のフライトも自腹キャンセルして自粛して、
「自分は世界にとって正しいことをした」という自負があるので
もうこれ以上心無い馬鹿な人たちのために傷つかない。
我関せずでブログを書いたりして過ごす。
約束の時間が近くなってきたので
カフェを出てHさんに「近くにいまーす」と連絡を入れて、
近くの雑貨屋さんで時間をつぶすことに。
ファッションブティック…なんか”まんま”な店名。
フィリピンにありがちな普通の雑貨屋さんだけど、
ここにはドゥマゲテのアーティスト
Katさんの商品ブースがある。
▼Katさんのインスタ
そういえば、前に1度Katさんに水彩画を習って
水彩画セットまで買ったのに全然やってないなぁ。
こちらの般若心経柄のやべぇタブレットケースは
Katさんの作品ではありません。念のため。
散々粘って時間つぶしてみたけど連絡がこないので
ヒバードアベニューを待ち合わせの方角に歩くことに。
途中イスに座って休憩しながら、
シリマン大学は休校だし(コロナの影響で)
あんまり人もいなくて気持ちいいなぁ~
…と思っていたのも束の間、
歩いてきたホームレスに
ビサヤ語?でめっちゃ話しかけられる。
「ごめんビサヤ語わかりません!」言うのに
なんかめっちゃしつこい。
そーっと立ってジワジワ退散しようとしてたら
ピンチを察知した通りすがりの
トライシクルのお兄さんが止まってくれて、
気付いたホームレスはぶつぶつ言いながらどこかへ。
お兄さんは完全にホームレスがいなくなったことを
確かめてから去っていった。なんてイケメン。
それにしてもあのホームレスなんて言ってたんかな?
そのあとはお散歩気分も萎えたから、
トライシクル捕まえてソルト&ペッパーに行くことに。
Hさんの家も近いしここで待ってれば安心。
ただひとつ大きな誤算が!
Wi-Fiが使えなくなってるー!!!
ここスマホの電波も激弱やし積んだ。
おとなしくオフラインにしてメモ帳でブログ書く。
1時間半ぐらいしたところで
Hさんと連絡が取れたので外で待つ。
近くの牧場からめちゃくちゃ牧場臭が漂ってきて
中で待てばよかったなと少し後悔する。
無事Hさんから手続きに必要な書類をもらい、帰宅。
乗ったトライシクルの運転手が
私のこと前にも乗せたことあるらしく
覚えてくれてたけど、
私の方は全く覚えてなくて気まずかった。
ごめんやで。
2020年3月17日(火) やけくそで海沿いを徘徊
私は宗教上の理由で(敬虔なズボラ教徒)
朝ごはんは絶対に作りません。
なので毎朝だいたいシリアル。
それにしてもこのMILOのシリアル、
ドッグフード感半端ないな。
今日はバイクのオーナ変更手続きを
少しでも進めようと、LTOへ。
こんな子育てとは無縁の施設にも関わらず
ドゥマゲテには珍しく、授乳室アリ。
窓口の人に用件を伝えると、
ここじゃなくて、まずはハイウェイパトロールだよと言われ移動。
LTOのすぐ近くで徒歩で行ける、
このおんぼろな小屋がハイウェイパトロール。
バイクを没収されたりすると
ここに取りに行かなければいけないらしい。
結局ここでも書類が色々足りないと言われる。
バイクの排ガステストをしたときのステンシルという
番号を書かれた紙があと5枚いるよと言われ、
私でももらえるとのことなので
Hさんが排ガステストをしたお店に行くことに。
その前にThe Bean Connection Cafeで一服。
カプチーノ60ペソ。
ドゥマゲテでのカプチーノの価格はだいたい80ペソから。
ここは安いからどうかと思ったけど、ちゃんとしてる!
軽食やご飯メニューも色々あるから
記事にするために最低でも複数回の調査が必要。(行きたいだけ)
その後どうにか排ガス検査のお店に辿り着き、
衝撃の事実発覚。
バイク本体がいる!
Hさんがいないとどうにもならないので諦め。
あとでHさんが行ってくれることに。
色々行ったわりに全く手続きが進まなかったので
やけを起こして海沿いを歩きまくることに。
こんな道をひたすら歩く。
特に店があるわけでもないから
海沿いに住む地元民も
「こいつこんなとこで何しとんねん」
的な顔で見てくるし、
トライシクルのドライバーも
「乗らないわけがない」みたいな感じで
止めてもないのに止まってくれる。
フィリピン人は本当に歩かないので、
意味もなく歩くこと自体まず不審なのかも。
海で泳ぐのはそんなに好きじゃないけど、
磯のにおいとか、海を見るのは好きなのでだいぶ癒された。
こんな無料素材みたいな写真も撮れた。
手前のゴミどければよかった、ウォールアートの写真。
港あたりからLantawまで1.5kmほど歩いて、
もう見るものなくなってきたしトライシクル捕まえて帰宅。
最近ドライバーが高い値段をふっかけてきたり、
「いくら出す?」と聞いてくることが増えた。
コロナの影響で乗る人が減って、
アレンちゃんの旦那さん(トライシクルドライバー)も
昨日朝から晩まで働いて、
80ペソの利益しかなかったらしい。
みんな苦しい時なので20ペソまでなら払おうかな。
家に帰ってしばらくすると
Hさんが書類を届けてくれた。
次こそは絶対に手続き進めたい!
それにしても、猫のPちゃんを
日本から連れてくるときも思ったけど、
フィリピンでは確実な情報を手に入れるのが
本当に難しいなぁ…。
しかしフィリピン生活1年で
色々洗礼を受けてきて、
はじめから諦めてるので
もはやイライラもしない。
なんの感情もない。
そんな1日。
【全国無能主婦ランキング3年連続1位】大阪出身、フィリピンのドゥマゲテ在住。育児過激派。家事能力は最低レベル。平均的な日本人が生涯で殺すアリの数1000人分はすでに殺した、インセクトキラー。(このうち5人分は千葉に住んでいた2年間に達成)