【ドゥマゲテ親子留学2日目】さすがのフィリピン人もドン引き、SMシティで裸事件

2019年3月28日、親子留学2日目

ランドリー屋さんでお洗濯

荷物をなるべく減らすために、衣類はTシャツ3枚ずつと下着3組、ボトムスはアサオ3着、私2着くらいしか持ってきてなかったので、着る服がなくなってきた。

ホテルに洗濯サービスがあるか聞くと、近所のランドリー屋さんを教えてくれ、行くことに。

徒歩3分くらいのところに発見。めっちゃおしゃれなランドリー屋さん。

初めてで全くシステムがわからない。

きょどっていると、お姉さんが声をかけてくれる。

どうやらお店の人が全部やってくれるらしい。

洗濯と乾燥をお願いし、洗剤と柔軟剤を選び、洗濯ものの重さで値段が決まるらしく、はかりで量られ、あとは待つだけ。

1時間半くらいかかると言われたので、何か飲み物とお菓子を買いに行くことに。

お姉さんに「この近くにお店はありますか?」と聞くと、「すぐあそこの角にサリサリストアがあるよ」と教えてくれた。

さっそく行ってみる。普通の家の壁に、頑丈な檻付きの窓口がついている。窓越しにやりとりするシステムらしい。

無人だったので「Hello~」と声をかけると奥からお姉さんが登場。

ペットボトルの水とオレオ(3つ入り)を25ペソ(約50円)で買い、ランドリー屋さんへ戻る。

さあオレオを食べようというときに、ランドリー屋さんの外から4~5才の子供が柵越しに手を伸ばして「Food, food」と言ってくる。

アサオに「どうする?1つあげようか?」と言うと、オレオを1つどうぞしに行った。

ランドリーのお姉さんに「ナイスボーイ」と褒められる。

アサオより少し大きいくらいの子が1人で出歩き物乞いをしていることに複雑な気分。

洗濯はまだまだ終わりそうにない。

お姉さんが「ジョリビーでも行ってきたら?すぐそこにあるよ。」と教えてくれたので行くことに。

しかし試練が。この交通量で信号がない道をどうやって渡れと…??

必殺、現地民の後ろにへばりついて渡る

で無事に渡ることができました。

 


腹出しスタイルでフィリピンに馴染むアサオ。

 


ヤンバーガーセット(おもちゃ付き)とコーラフロートで135(約270円)ペソ。

ハンバーガーはそんなにおいしくもないし、まずくもない。


おもちゃがめっちゃカワイーーーー

ジョリビー満喫して、また同じ手法で道を渡り帰ると、洗濯ができあがっていた。

驚くことに、乾燥後の洗濯物はキレイに畳まれていた!!最高か?

一旦ホテルに帰り、今日はアヤラモールと並ぶセブの2大モールのひとつ、SMシティに行くことに。

ホテルのロビーにて。アサオが飲んでるチャッキーという飲み物、何気なく買ったけど、めっちゃ当たり。

ネスレから出てるチョコレートドリンク、フィリピンに来たら絶対飲んでね。

日本でも発売したら良いのになぁ~というくらい、おいしいです。

SMシティで大事件勃発

フロントにタクシーを呼んでもらい、100ペソ(約200円)で着いた。タクシーが安いって最高。

タクシーの運転手に年齢を聞かれ、「30だよー」というとめっちゃ驚かれる。

「ハタチぐらいかと思った!」

あほか!お世辞も過ぎたら嫌味じゃ!と思うけど、そういえばこっちに来てからやたらと「その子、あなたの子供なの?」と会う人会う人に聞かれることを思い出す。

もしかしてめっちゃ若ママと思われてたんかなぁ?

フィリピン永住を考え始める。

(日本では普通に30歳に見られる見た目です。笑)


すっごい都会感ある。広い、日本のモールと変わらん。

ちょっとクーラー効いてるところで羽織る用のアウター欲しいな、とForever21へ。999ペソで薄手のウインドブレーカー的なやつ購入。

そのあとたまたま目に入った服屋さんでかわいい服を発見。しかし試着してみるとあんまり似合わなくて断念。

アサオがおなか痛いとか言い出したし、とりあえず店を出て10秒ほど歩くと、後ろから「マム!かばん、かばん!」と店員さんの声。

あろうことか全財産とパスポートの入ったカバンを試着室に置き去りにしてきていた…!

フィリピンだとこういうとき猫ババされちゃうのが普通と散々ネットで見てきたので血の気が引くとともに、正直者の店員さんに鬼感謝。

アサオもそろそろうんちしそうやし、どこかオムツ替えるところを…とトイレを探す。

するとアサオが突然「ウワーーン」と泣き出す。響く轟音

これは…確実に、ピーピー!!!

覚悟をして尻を覗くと盛大に漏れている。

ズボンもTシャツもアウト。おお神よ…

なんとこんなときに限って短時間の外出だからと着替えは持ってきてなかったのである!迂闊すぎる、私。

そしてこうなる…。。。。

 

 

 

 


ドンッ!!!

うん●まみれの服で歩かせるわけにもいかず、とりあえずトイレに駆け込み裸にして、新しいオムツだけ履かせた。

靴下と靴は無事だったのが不幸中の幸い。新しい服を買いに行くしかない…。

細かいことは気にしないフィリピン人の目にも、さすがにこれは異常らしく、すれ違う人全員が5度見してニヤニヤしていた。

1人の女性が心配そうな顔で近づいてきた「なんであなたの子供、裸なの?」

いや、ほんまにな。ぱっと見、虐待。

「彼、うんちした。服、汚れた。今から服、買いに行く。」

カタコトの極みで説明すると「あ~なるほどね~」みたいな顔で去っていく女性。

近くの店員さんにこども服売り場の場所を聞くと、ひきつった笑顔で教えてくれた。

やっと辿り着いた子ども服屋さん。結構高いやんけ。

上下1480ペソ(約3000円)もしたで…。

服屋にいあわせた家族のお父さんに大爆笑で写真撮られる。

「Where are you from?」

「Japan…」

フィリピンでの日本人のイメージを塗り替える、歴史に残る1ページである。

気を取り直してホームセンターにPちゃんの猫砂を捨てるゴミ袋を買いに行く。

Sサイズ30枚入りで100ペソって思ってたより高かったけど、購入。

通りすがりに恐竜のおもちゃ付きお菓子(お菓子付きおもちゃ?)買わされる。

150ペソ(約300円)。子供を黙らせるための出費がちょいちょいあるのは仕方ないね。

1階のパン屋さんで、夜食にパンを3つ買う。合計146ペソ(約300円)と日本価格。

フィリピンって思ったよりお金かかるな!?がこの時点での感想。

夜はフェリーに乗るので、夕方ごろホテルに帰る。

Pちゃんのお皿にアリの行列ができていた。浴室にもアリがちらほら。

お皿を片付け、浴室のアリは見なかったことにしてシャワー。

荷物整理してしばらくゆっくりして、フェリーの時間は22時なので20時頃にホテルをチェックアウト。

港で1時間半待ちぼうけ…

チケットを買う時と同じ、George and Peter Lineのオフィスに到着。

係員に「お迎えのシャトルが来るからそれまでその辺で待ってて」と言われたが、待てど暮らせどシャトルは来ない。

アサオが飽きたのと眠たいのでグズグズしだすので、機嫌とるので必死。

言われた体の部位を動かす、という思い付きのゲームをする。

「あったま、あったま、おてて、おてて、おっしり~♪」

近くにいたフィリピン人男性も「OSHIRI♪OSHIRI♪」と参加してくれてアサオの機嫌が少し戻る。

 

ついに21時半。まだ来ない。22時発なら、乗客のチケット確認や荷物チェックもあるだろうし、そろそろ船に乗り始めてないと間に合わないのでは!?

そもそも私がここでシャトルを待っていること自体が間違っていて、本当はみんな乗ってるとか!?

不安になり近くのお姉さんに「私たちドゥマゲテに行く。ここで待つ、OK?」としどろもどろで聞くと、「うん、そうそう。もうすぐシャトルが来るはず。私もドゥマゲテに行くよ。」と言われてちょっと安心。

21時50分、やっと来た。ありえない世界。

出発と言われている時刻の10分前にまだ船に乗っていないなんて。

シャトルという名のジプニーにギュウギュウに詰め込まれ、ようやく乗り場に到着。

港使用料(?)の25ペソを払い、荷物のチェックと猫連れの申告。

適当かと思いきや、結構ちゃんと書類チェックされました。

ちゃんと手続きしてて良かった~。

無事検査が終わって船に乗り込む。私たちが乗るツアリストクラスは3階。

重い重いスーツケースは船のお兄さんが担いで運んでくれました。

ほっと一息、ついにドゥマゲテへ向かう

2段ベッドが並ぶ船内。私たちの席は隣り合った2段ベッドの1階。

子連れなので、上下じゃなく隣り合うようにしてくれてるうれしい配慮。

結局同じベッドで寝るけど。笑

パジャマに着替えて5分で寝たアサオ。

Pちゃんは最初はニャーニャー言ってたけど、私が「大丈夫、大丈夫」とキャリー越しに撫でて声をかけているとおとなしくなった。

22時半、いつの間にかフェリーも動き出していて、周りの人もみんな寝ている。

ギエェェェェ、ギエェェェェ

静かな船内に響く恐竜の鳴き声。

自分は全く関係ありません、と無視を決め込み、ああ今日は怒涛の1日だったなぁ…と目をつぶると、一瞬で夢の中。

 

オールソンズイン、部屋のレベルはまぁ普通、Wi-Fi全くつながらなかったけど、フロントもスタッフもガードマンもみんなフレンドリーで親切でした。またPちゃんを連れてセブに滞在することがあればここに泊まりたいなぁと思えるホテルです。

そしてこれからフィリピンでフェリーのる人にアドバイス。港に着くのは30分前で十分です。2時間前行動なんて、フィリピンではもはや狂気。くれぐれも早く着きすぎないようにしましょう。